夏越祭
(水かけ祭)

夏越祭の様子

由良湊神社の夏越祭は、疫病を退け、無病息災を祈る水かけ神事です。
毎年7月最終日曜日に本宮が、前日には宵宮が斎行されます。

茅の輪をくぐった厄年の男衆が神輿を担ぎ、町内を練り歩いた後、海へと入って荒潮に身を浸し、夏の穢れを祓い清めます。

外浜のお旅所までの約1kmを、「チョウサジャ、チョウサジャ」の掛け声も勇ましく練り歩く様は、由良の夏の風物詩。
道中、町中の人々から浴びせかけられる水に包まれながら、地域一体となって厄を祓う、勇壮で爽快な祭礼です。