厄年の男達が氏神の祭りを奉仕して厄を落とす風習は全国的に見られ、
由良の男衆も町の祭に携わり厄を落とします。
前厄の6月初旬、由良湊神社にて祈祷を受け、神札と矢を授かります。また、親族に厄餅を配る風習が有ります。
祭典当日に神輿を担ぐのはもちろんのこと、お旅所の清掃をはじめ祭典の諸準j備を行います。
当日早朝、神輿を組み上げます。厄年の旦那を持つ奥様は、無事に厄年を務められるよう準備に加わります。
町中の人たちから豪快に水を浴びせかけられる中、「チョウサジャ、チョウ サジャ」の掛け声とともに神輿をさし上げつつ、御旅所へ向かいます。御旅所で海に神輿を入れたのち湊神社に帰り祭典を終えます。
元日早朝、湊神社で祈祷を受けます。
1月23日午前零時に湊神社にて祈祷を受け ます。
この行事は、42歳の厄年を終え43歳を迎えるという意味を持ち、古くから行われているものです。昔は各々でお参りを済ませていたようですが、近年は厄年一同が祝宴の後そろってお参りします。
夏越祭り同様に神輿を担ぎます。この祭りは塗りの神輿なので、夏越の時より重いのです。
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