厄男神事の一年

由良の町では、厄年を迎える男性が一年を通して神事を奉仕し、厄を祓う伝統が今も受け継がれています。以下に、主な行事の流れをご紹介します。

矢受け

矢受け

前厄の6月初旬、神社にて祈祷を受け、神札と矢を授かります。親族に厄餅を配る風習もあります。

夏越祭り

夏越祭り

神輿を担ぎ、祭典の準備や清掃も担います。水を浴びながら「チョウサジャ」の掛け声で練り進みます。

元旦参り

元日早朝、湊神社にて新年最初の祈祷を受け、1年の無事を祈願します。

二十三夜待ち

1月23日深夜0時に祈祷を受け、厄明けの年を迎える節目の行事として執り行われます。

ねり子祭り

ねり子祭り

塗りの神輿を担ぎ、子どもたちの成長を願う春季例大祭に参加します。

矢納め

3月初旬に行う、厄年最後の締めくくりの儀式です。